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建売戸建て住宅の内覧会時に見つかることがある「不具合・施工不良」要素について!!

基本的に、完成したばかりの住宅には、「キズ・汚れ」「小さな不具合」はそれなりの数存在しているのが 当たり前です。そんな”小さな不具合”は、簡単に修繕対応してくれるもの。気軽に目に付いた要素は指摘の上 、対処してもらえば良いものとなります。

それでは、実際に、”戸建て住宅”においてある程度本格的な修繕工事が必要となる”不具合・施工不良”要素にはどんなものがあるのか・・。 それを事前に知っておくだけでも、内覧会をする上で、有意義なこととなるかと思いますので、私が 一戸建て住宅の内覧会検査を行った中で、過去に体験(発見)したことのある”不具合・施工不良”要素の一部を (機能的に注意しておかなければいけない不具合要素。)簡単にご紹介してみたいと思います。ご参考に。

神奈川県・東京都を中心とした戸建内覧会同行検査!
戸建住宅(建売住宅)の内覧会時に見つかる不具合事例!はこちらもご参考に。

床材(フローリング)の施工不良。「床の傾斜」「フローリングの張り合わせ不良」

これは、戸建て住宅に関わらず、マンションでも、多々存在する不具合なのですが、床材(主にフローリング) の施工不良があります。床の不具合といっても、要素も様々ではありますが・・「床の傾斜の不具合」 「フローリングの張り合わせの不良」「下地材とフローリング材の密着不良」なとが代表的な不具合要素として 存在しています。

壁材(プラスターボード)の施工不良。「ボードの繋ぎ目処理不良」など

近年の戸建て住宅では、内壁に”プラスターボード”と呼ばれる素材が使用されていることが多く なっています。そのプラスターボードの施工不良も案外多い施工不良要素のひとつ。 「ボードの繋ぎ目処理不良」「ボードと下地の留め方不良」「ボードの傾き」などの不良があります。

設備配管(給水・排水)の接続不良。

”マンション”の場合には、少ない要素(それでも時折存在しています。)なのですが、”建売住宅”の場合 には、不具合頻度が少々高くなるのが、「設備配管(給水・排水)の接続不良」です。配管の接続部が ”緩んでいる(しっかりと締められていない)”ということならまだしも・・信じられないことかと 思いますが、なんと「設備配管が接続されていない(給水菅が施工されていない)」ということも、 まれではありますが存在しているのです。実際、過去に何度かそんな施工不良に遭遇していますので、 こんな”まさか”と思うような施工不良も存在してるいのが、建売住宅なんだという認識は持っておく 必要があるかと思います。

”梁のサイズ不足””構造材の傾斜”。

これは、かなりまれな要素ではありますが、それでも、何度か遭遇してことがある不具合が「構造材のサイズ不足」 「構造材の傾き」です。「構造材のサイズ不足」に関しては、正直完成した住宅を内覧会時に発見することは かなり難しい(ほとんど無理)要素です。私が体験したものは、かなり偶然に発見されたというものでしたから。 ただし、「構造材の傾き」に関しては、内覧会時の検査で、見つけることも可能な要素となっています。 この施工不良要素に関しては、簡単な修繕で対処できるものではなく、かなり根本的な要素となってしまいますので、 購入自体をキャンセル(解消)することなったケースもあります。

石材・タイルの施工不良。「接着不良による浮き」

これは案外高い確率で存在している不具合のひとつです。石材・タイルを”モルタル”などで接着施工している ときに、下地と石材などが接着不良となり、”浮いた”状態となっていることがあります。この状態はすぐに、 目に見える不具合としては現れてこないことが多く、数年以上経過する中で、石材・タイルが剥離(はがれてくる) してくることに繋がる要素です。内覧会時に発見しておかないと、数年時間経過したときに、剥離が発生したとしても 、無償修繕の対象とはならないことが多いので注意が必要です。

床下など局所的な”カビ”の発生。

戸建て住宅が建設された季節によってですが、梅雨時期などの雨の多い季節に基礎工事・躯体工事をしていたような 建売住宅のおいて注意が必要なのが「カビの発生」です。 基本的に、建売住宅のほとんどが木造住宅ですので、”木材”が多く使用されています。降雨時の現場管理状態 が悪いと、その木材部分が水分を吸収して、「カビの発生」を招いているケースがあるのです。 極端なときだと・・”カビ”だけでなく、”きのこ類”が発生しているときもあります。局所的であっても、こんな状態 を放置しておくと、生活しているうちに、カビの発生が拡大。”カビの臭い”だけでなく”健康被害”をもたらす 要素ともなりますので、十分注意が必要な要素となります。

吊戸など収納の施工不良。

これもわりと多く見かける不具合要素のひとつ。吊戸など、収納が壁面などにきちんと取り付けられていなかったり、 傾いて取り付けられていたりすることがあります。「収納扉」などの傾き及びカダツキなども、案外、多く存在しているもの。 これは専門知識がなくても、簡単に目視で発見することが出来る要素ですので、注視しておいていただければと思います。

「雨漏り」「給湯配管・ガス関連の不具合」は、内覧会時に見つからない要素のひとつ、

正直、”内覧会時”の検査では、見つけることが出来ない不具合・施工不良も多々存在していることは、 認識しておいていただければと思います。そんな代表的な要素として、「雨漏り」と「給湯配管・ガス関連の不具合」 があります。「雨漏り」は、当然雨が降っていなければわからない要素ともなりますし、基本的に、新築時点 ではすぐ不具合として表面化してこないもの。概ね、一年以上経過してから、”雨漏り”が表面化してくる 傾向があります。(徐々に躯体内部に水が浸入して、時間が経過してから、内壁の一部などに雨漏りが あらわれてくるため)。

「給湯配管・ガス関連の不具合」に関しては、基本的に”ガス”は入居前にガス会社に開栓してもらう ことで、ガスが使用できる状況となります。内覧会時には、ガスを使用することができないことが多く、 ガスに関連した不具合(給湯配管の水漏れなど)は、わかりません。生活し始めて一年くらいは、いろいろ と不具合が表面化してこていないかをチェックする期間と考えておくことも必要です。

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